お知らせ

【センター共催イベント】

公開シンポジウム

UTIDAHM2023年度公開シンポジウム「AIはこころを判断できるか?」

日時: 2023年12月8日 (金)  17:00 – 19:30
場所: 東京大学 駒場Iキャンパス 21KOMCEE West 地下1階 レクチャーホール&MMホール

 

講演: 「AIに人間らしく言葉を使わせるためには?」/大関洋平(東京大学)
    「AI模擬裁判はどう作られ、どう眼差されたか?」/岡本隼一(東京大学)
    「AIは精神疾患を診断できるか?」/小池進介(東京大学)

 

講演後、ポスターセッション・懇談会

学内限定・参加無料・事前登録不要

※ 本シンポジウムでは、こころの科学研究に関する東京大学の学生および若手研究者のポスター演題を広く募集しております。多数のご応募をお待ちしております。ポスター発表フォーム

 


【センター共催イベント】

特別セミナー

「Sleep as a key to memory processes: a psychophysiological and behavioral approach」

University of Padova のNicola Cellini博士をお招きして、睡眠が記憶の固定にもたらす影響に関してご講演いただきます。

日時: 2022年11月24日 (木)  10:00 – 11:30

場所: 東京大学駒場Iキャンパス 2号館308室
言語: 英語

備考: どなたでもご参加いただけます

講演者:Dr. Nicola Cellini, University of Padova
講演タイトル:Sleep as a key to memory processes: a psychophysiological and behavioral approach
講演要旨:Sleep is an intrinsic condition of life. Living beings (mammals, invertebrates, and even plants) cannot live without sleeping. But why we do sleep remains an elusive question. Nevertheless, in recent years, compelling evidence has shown that sleep plays a key role in memory processing. Here, I will present psychophysiological and behavioral studies showing how during sleep newly acquired memory traces are processed and integrated with pre-existing information, to become stable and less susceptible to interference. I will also present new behavioral approaches to studying sleep and memory more ecologically. In the last part of the talk, I will introduce newly developed approaches to enhance memory processes by directly modulating sleep physiology via sensory stimulation and I will discuss how these approaches can be translated into daily-world applications.

 


【センター共催イベント】

公開シンポジウム

UTIDAHM2022年度公開シンポジウム「情報・こころ・行動」

日時: 2022年12月2日 (金)  15:00 – 18:45

(リンク先、赤色で示されている建物の左側が21 KOMCEE Westです)
参加無料、zoom同時中継の予定

事前登録制:参加登録フォーム

本シンポジウムでは、こころの科学研究に関する東京大学の学生および若手研究者のポスター演題を広く募集しております。多数のご応募をお待ちしております。

221202_ポスター発表募集

 

 


【センター共催イベント】

特別セミナー

「Deepfakes and moral acceptability: the case of expressive voice transformation algorithms」

フランス国立科学研究センター(CNRS)のNadia Guerouaouさんをお招きして、リアルタイム・ディープフェイクの音声が社会的相互作用や認知に及ぼす効果に関する研究をお話いただきます。

日時: 2022年10月19日 (水)  10:15 – 11:15

場所: 東京大学駒場Iキャンパス 2号館308室
言語: 英語

備考: どなたでもご参加いただけます

講演者:Nadia Guerouaou, CNRS
講演タイトル:Deepfakes and moral acceptability: the case of expressive voice transformation algorithms
講演要旨:In recent years, there has been an acceleration in the development of algorithmic tools to modulate the emotional expressions of individuals, whether they are observable expressions on their face or in their voice. The much-publicised phenomenon of deep fakes is one example. This technology is changing our direct relationship with the real world and offers both exciting and frightening prospects. In this presentation, I will present the results of a study we conducted in France to assess the moral acceptability of the use of these technologies in the society, a study that will be replicated in Japan with the support of Japanse Society for the Promotion of Science.

 


【センター主催イベント】

特別セミナー・座談会

「昆虫の脳でさぐる空間知覚のしくみ」

日時: 2022年8月3日 (水)  15:00 – 17:00
場所: 東京大学駒場Iキャンパス 21KOMCEE East K011 地図
備考: 参加無料・事前登録不要
講師: 田中涼介先生(Yale University)
概要: われわれの網膜は2次元であるのに、なぜわれわれは空間の3次元構造を視覚的に把握できるのだろうか?空間の知覚の問題は、古くから哲学者や心理学者を悩ませてきた。網膜像から観察者と世界の空間関係を推定するにあたって、とくに視覚的な「動き」が重要な幾何学的手がかりとなることが、環境光学や画像処理の文脈で明らかになっている。その一方で、脳がいかに動きのパターンから空間の情報を読み出しているか、その詳細な神経回路メカニズムには、未だ謎が多い。本講演では、神経回路研究のための遺伝学的・解剖学的ツールが近年急速に整備されつつあるショウジョウバエをモデルに、動きに基づく空間視のメカニズムを探った最近の研究成果を紹介する。また、セミナーの最後に留学についての話題提供や座談会・交流会を行う。

特別セミナー・座談会「昆虫の脳でさぐる空間知覚のしくみ」フライヤー

 


【センター主催イベント】

合同シンポジウム

「音楽科学の意義と展望」

日時: 2021年3月9日(火) 13:30 ~ 18:00
形式: オンライン生配信、参加費無料・事前登録制

概要:
本シンポジウムは音楽と科学の関わり合いをテーマとして、音楽が内包する構造や情報処理、音楽がもつ効果と医療応用、そしてその生物学的な基盤と起源について、それぞれ講演します。その後、パネルディスカッション形式で音楽の科学研究の全体を俯瞰し、また今後の展開について議論します。今回は「MS音楽」(※下記)から、世界で活躍される指揮者・舞台演出家の西本智実氏にも出演いただけることになりました。作曲学的アナリーゼ(楽曲分析)を公開していただき、議論にも参加いただきます。

登壇者:
橘 亮輔(東京大学)
岡ノ谷 一夫(東京大学)
藤井 進也(慶應義塾大学)
大村 英史(東京理科大学)
田部井 賢一(東京都立産業技術大学院大学)
西本 智実(指揮者・舞台演出/慶應義塾大学)

※「MS音楽」 ムーンショット音楽感動共創プロジェクトについて
このプロジェクトは、JSTムーンショット型研究開発事業において、新たな目標検討のためのビジョン策定(ミレニア・プログラム)のための目標検討チームに採択されました。チームリーダーの西本・サブリーダーの藤井を中心として、音楽の科学を推し進めることでSDGsと世界全体の幸福に貢献するロードマップを策定すべく、調査研究をおこなっています。
https://www.jst.go.jp/moonshot/program/millennia.html

 


【センター主催イベント】

公開シンポジウム

※このシンポジウムは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中止しました。

「音声の発達と学習:ヒトと小鳥の比較」

日時: 2020年3月4日 (水)  14:30 – 18:30
場所: 東京大学駒場キャンパスⅠ 学際交流ホール(アドミニストレーション棟3F) 地図
概要:

私たちは話したり聞いたりする能力をどのように身に付けてきたのでしょうか。 赤ちゃんが音声を聴いたり発したりする過程を調べれば、音声能力がどう発達するかを理解するヒントが得られるでしょう。一方、さえずる小鳥である鳴禽類(ジュウシマツやキンカチョウ)は、幼鳥の頃に聴いた手本の歌を覚えておき、数か月かけて練習することで、自分も唄えるようになります。この歌学習の過程は、ヒトの音声発達に類似していることが指摘されてきました。このことから、ヒト研究と鳴禽研究を統合することで、音声・発声発達の一般原理を知ることができるのではないかと期待できます。本シンポジウムでは、鳴禽の研究者2名とヒト乳幼児の研究者2名がそれぞれ最近の研究を紹介します。さらに、互いの研究分野への提言と、今後の展開について議論します。

講演:

 「小鳥の歌リズムのバラツキと適応 」/橘 亮輔(東京大学 進化認知科学研究センター 助教) website
 「小鳥の歌の発達・維持のメカニズム」/小島 哲(Korea Brain Research Institute 主任研究員)website
 「乳児期の日本語音声発達ーリズムとアクセントの視点を中心にー」/麦谷 綾子(日本女子大学人間社会学部 准教授)website
 「乳児の音声言語獲得と発話・運動能力の発達」/皆川 泰代(慶應義塾大学文学部 教授)website

 (全体討議における話題提供・論点整理/高橋 美樹(理化学研究所 脳神経科学研究センター ) website

 


【センター主催イベント】

セミナー

「自然動画からのオプティカルフロー抽出法」

日時: 2019年6月21日(金)10:00-11:30
国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 微細構造研究部
理化学研究所 革新知能統合研究センター 身体知伝達技術チーム
概要:
 動画の中の物体の動きのことをオプティカルフローといい,生体やロボットが行動する際に必要な自己運動推定,物体の速度検出,セグメンテーション,3次元形状推定,など様々な用途に用いられる.近年のコンピュータビジョンにおけるオプティカルフロー抽出法は,深層学習の発展に伴って,物体の動きのGround-truth flow,つまりその物理的速度を画素単位で正確に求めることができるようになった.一方でオプティカルフローの知覚・認知に関する視点は顧みられることが少ない.特にヒト認知を反映させるオプティカルフロー抽出法はほとんど研究されてこなかった.

近年,我々は動き情報に特化した特徴量の抽出法を提案した(Suzuki et al., 2017 ).本方法では,画素の輝度値の時空間微分とその正規化を計算する.そのため局所的な情報だけを用いているが,神経科学的・心理学的実験を行うとその特徴量がオリジナルの動画全体の動き認知を反映している結果を得た.そこで,今回この特徴量を動画の中でトラッキングすることにより,自然動画からオプティカルフローを抽出するアルゴリズムを提案する.実際,本アルゴリズムにより任意の動画のオプティカルフローを抽出することに成功した.このオプティカルフローは動き認知を反映している特徴量をトラッキングすることからground-truth flowを計算しているのではなく,ヒトが知覚・認知するオプティカルフローを再構成しているものと考えられる.

 


【センター主催イベント】

Minisymposium for Comparative Neurobiology of Songbirds

鳴禽の比較神経生物学のためのミニシンポジウム

ウェブサイト:https://sites.google.com/view/minisympo-songbird/

日時:2019年6月5日(水) 15:30~18:00

会場:東京大学 駒場キャンパス 3号館113室

概要:鳴禽類の行動学・神経科学についてのさまざまな研究を紹介をする会を行います。鳴禽類であるキンカチョウやブンチョウなどオスは、歌ったり踊ったりしてメスに求愛します。また、この求愛行動の大部分は学習によって獲得されるようです。本会では鳴禽の歌学習やダンス制御を対象としている研究者が集まり、さまざまな技術を使った神経科学的研究をご紹介します。また、今後のこの分野の発展について議論します。

プログラム:
Consolidation timing of reinforcement-based learning in birdsong
Ryosuke O. Tachibana  (The University of Tokyo)

Integration of song and dance in java sparrows
Chihiro Mori (The University of Tokyo)

Social influence on VTA/SNc auditory activity in zebra finches
Shin Yanagihara (The University of Tokyo)

Effects of vocal motor skill practice on brain circuit organization
and hormone responsiveness
Mariana D. Rocha (Max Planck Institute for Ornithology)

Methodological advances towards multi scale connectomics of the songbird brain
Daniel N. Düring (University of Zurich / ETH Zurich)

問い合わせ:
橘亮輔(東京大学)rtachi [at] ecs.c.u-tokyo.ac.jp


【センター共催イベント】

教育とセラピーのための最先端技術に関するシンポジウム

ATET : Advanced Technologies for Education and Therapy

日時:2019年5月23日(木)・24日(金)

会場:東京大学 駒場キャンパス 21 KOMCEE West

概要:本シンポジウムは,セラピーや教育の場面における「学び」を題材として,「教え教えられる」という人間にとって根源的能力をサポートするための情報基盤について議論を行います.シンポジウムでは7件の講演と30件程度のポスター発表を予定しています.

登壇者

Sheila M. Eyberg (University of Florida 名誉教授)
Elizabeth Brestan-Knight (Auburn University)
加茂登志子(日本PCIT研修センター)
Maryam Alimardani (Tilburg University)
中澤 篤志  (京都大学)
間瀬健二 (名古屋大学)
開一夫 (東京大学)

詳細はプログラムのページをご参照ください.

 


【センター共催イベント】

鳥の知覚と認知

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3月27日午後1-6時(その後情報交換会)
3月28日午前10-午後4時
東京大学駒場Iキャンパス 21KOMCEE West 地下レクチャーホール
連絡先:岡ノ谷 一夫
登録不要、聴講無料
主催:新学術領域「共創言語進化」
共催:東京大学・進化認知科学研究センター, UTIDAHM, CiSHuB

詳細はシンポジウム・研究会をご覧下さい。
なお、英語による講演となります。

 


【センター主催イベント】

公開シンポジウム 熟練と脳認知機能

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公開シンポジウム 熟練と脳認知機能ポスター

日時: 平成31年3月20日(水) 15:00-17:45
場所: 東京大学 駒場キャンパス 21KOMCEE(WEST) レクチャーホール
備考: 参加費無料
申込: 参加人数の事前把握のため、ここをクリックしてお名前のご記入をお願いします

スケジュール
15:00-15:05 開会の挨拶(センター長 岡ノ谷一夫)
15:05-15:15 趣旨説明(中谷裕教)
15:15-16:00 講演「運動学習機能から見る熟練への道」(本多武尊)
16:00-16:05 休憩
16:05-16:50 講演「エキスパートの創造性に対する心理学・認知科学による検討」(清水大地)
16:50-16:55 休憩
16:55-17:40 講演「エキスパートの直観を脳機能イメージングで探る」(中谷裕教)
17:40-17:45 閉会の挨拶(センター長 岡ノ谷一夫)

シンポジウム案内のポスターここをクリックして下さい。
詳細シンポジウム・研究会をご覧下さい。


【センター共催イベント】

Workshop on Case Theory and Labeling of Structures

Date:August 4 (Sat), 2018
Venue:Room 314, Komaba International Building for Research and Education, University of Tokyo at Komaba click here for map
Registration: click here for registration
詳細シンポジウム・研究会をご覧下さい