進化認知科学研究センター
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活動内容Top活動内容2003

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第1回COE研究発表会 日時 2003年8月28日(木)18:00〜20:00
場所 駒場キャンパス10号館3階会議室
1. 特別講演「性差別の進化人類学」  12月13日 11:00〜12:00
講演者
司会
参加者
Ruth Mace (ロンドン大学)
長谷川眞理子(早稲田大学)
約150名
2. 公開シンポジウム  12月13日 13:30〜16:00
「ヒューマン・ユニヴァーサルズ―文化の普遍性と多様性をめぐって」
司会
話題提供


参加者
長谷川寿一(COE)
Donald Brown(カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校)
長谷川眞理子(早稲田大学)
鈴木光太郎(新潟大学)
約200名
3. ワークショップ1  12月12日 15:00〜17:00
「語用論と行動生態学:言語進化論へ向けて」
話題提供


コメンテーター
参加者
小田亮(名古屋工業大学情報工学専攻)
長谷川太丞(千葉大学文学部)
野澤元(京都大学大学院人間・環境学研究科)
中丸麻由子(静岡大学工学部)
約100名
4. ワークショップ2  12月14日 14:00〜16:00
「進化心理学と個人差」
話題提供



参加者
平石界(東京大学)
山形伸二(東京大学)
安藤寿康(慶応大学)
若林明雄(千葉大学)
約100名
人間行動進化学研究会第5回研究発表会を機に、 本COEとの共催で上記の特別講演会、シンポジウム、 2つのワークショップを開催した(いずれも公開)。
 共通のテーマは、メインタイトルにあるように 「心の普遍性と多様性」である。従来の社会科学では、 人間の行動や心理の社会的、文化的多様性や固有性が強調されてきたが、 近年、人の普遍性に注目する議論も展開されるようになってきた。 今回のイベントでは、ヒューマン・ユニヴァーサルズという用語と 概念を提唱されたブラウン教授、アフリカで性役割の分化や 性差別といった文化多様性がどのように生じたかについて 長年フィールドワークをされてきたメイス博士をお招きし、 普遍性を前提とする理論的根拠、多様性の発生過程の分析法などを 議論した。
 また若手研究者を中心とした二つのワークショップでは、 言語起源論へのさまざまなアプローチ、 および人における個人差の進化的、適応的意義に関する議論を深めた。